車のギア(P・R・2・L…)の各名称と使い方(MT車も解説)

-車の勉強
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この記事は、
2020/8/29に更新されました。

合言葉は「Let’s share fun&Useful‼」
こと、リンネコです!
今回の記事は、
以下のような、悩みを抱えている方へ
向けて記載してみました。

モヤモヤを解消するには | SNMCのブログ

車のギア」について、
詳しくなりたいと思っている方へ。


例えば👇👇👇のような悩みをお持ちの方
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運転中に、シフトレバーの近くに
書いてある「P・R・2・L…」が目に入り、
そもそも、「PとかRって、名称とか、
何か意味があったりするの?
」、
2,Lとかって何に使うの?
というような疑問が浮かんだ方
—————————————————————-


車のギア(P・R・N…)には、それぞれ
「名称」・「使い方」があります。
例えば、「P」は「パーキング」という
名称があり、車を駐車(parking)するときに使用します。


本記事では、
・ギア(P・R・2・L…)の各名称と意味と使い方(MT車も解説)
に加えて、
・ギアをDにしたときに、車が前進する理由(ギアと車の関係)
・ギアが故障した時の対処法

も含め、「車のギア」について総合的に解説しています。

この記事は、車の開発をしている企業
(実際に車を運転して、性能などを確認したり、
部品の組み換えなどもしています)で働いている、
車について詳しい私が書いています。
車の知識がほとんどない初心車の方でも
理解できるように、
「図を多めに」・「論理的に」を
心掛けて解説していこうと思います。


■車のギア(P・R・2・L…)の各名称と使い方(MT車も解説)

 ■オートマ(AT)車のギア(P・R・2・L…)の各名称と使い方

P(パーキング)
 車を駐車する時に、使うギアですね!
 ちなみに、「P」にすると車が動かなくなるのは、
 「パーキングロックポール」というものが、
 「デファレンシャルドライブピニオン」をロックして、
 動かなくするためです。

図1.「P」と「パーキングロックポール」の関係


R(リバース)

車を「後退(バック)」させるときに、使うギアです。

・N(ニュートラル)

ニュートラルとは、英語で「中立」という意味があり、
車で言うと、「前と後」の両方に動くことが
できるようになっている状態を表します。
主に、車が故障したときに、
レッカーなどで「牽引(図2)」してもらうとき使用します

レッカーされる車のイラスト | かわいいフリー素材集 いらすとや
図2.牽引のイメージ

・D(ドライブ)

車を「前進」させるときに、使うギアです。
Dレンジにすると、トランスミッションのコンピューターが、
エンジンの回転数に合わせて、
適切なギアに、自動で切り替えてくれます。

・3(サード)、2(セカンド)、L(ロー)

Dと同じく、車を「前進」させるときに、使うギアです。
Dと異なるのは、自分でギアを選択できる点です。
3(サード)は3速以下、2(セカンド)は2速以下、L(ロー)は1速以下
にすることができます。

急な坂道を下る際に使用すると、
強いエンジンブレーキが効くため、効果的です。

・S(スポーツ)
主に「CVT車」で使われています。
2つ使い時があり、
①急な坂道を下る際(エンジンブレーキを大きくする)
②急な坂道を上る際(エンジントルクを大きくする)

です。

いずれも、高いエンジン回転数を
維持するという共通点があります。

「CVT」について詳しくなりたい知りたい方にオススメです⇩⇩⇩
CVTって一体ナニ??誰にでも分かる「CVT」の仕組みと特徴の解説!

・B(ブレーキ)

主に「ハイブリッド車」や「CVT車」で使われています。
急な坂道を下る際などの、
強い(エンジン)ブレーキが必要なときに使用します。
もちろん、ブレーキが効く分だけ、
燃費が悪化しますので、通常は「D」でOKです。

・M(マニュアル)
その名の通り、
ギアをマニュアル(手動)で切り替えることができます
主に、山道などの「上りと下りが連続する場所」などで、
使用すると効果的です。

 ■5速マニュアル(5MT)車のギアの各名称と使い方

MT(マニュアル)車で滑らかで抵抗感なくスピーディにギアチェンジを行うコツ | Sportscarlife.net

・1速(ロー)

車を「発進」するときに使用するギアです。
エンジン回転数一番高く維持することができるため、
急加速や急な坂道などで使用すると効果的です。


・2速(セカンド)

1速で発進して、
エンジン回転数=3000rpmくらいになったときに、
2速を使用して、エンジン回転数を低くします。

雪道では、タイヤが空転しやすいため、
1速よりも2速で発進することが多いです。

・3速(サード)

主に、30~40km/hで使用します。
高速道路の合流で、

70km/hくらいまで素早く加速したときに、
使用すると効果的です。

・4速(トップ)

主に、40~50km/hで使用します。
片側一車線などの狭い一般道で、使用すると効果的です。


・5速(オーバートップ)

主に、「50~60km/h以上」の「中速~高速域」で使用します。
エンジン回転数一番低く維持することができるため、
ガソリン消費量を少なくできます。


・R(リバース)

車を「後退(バック)」させるときに、使うギアです。

ここまで読んで頂いた方は、
ギアの名称や使い方を理解できたと思います。
しかし、実際に、
オートマ車で、ギアを「D」にしたときに、
車が前進する仕組みがよく分からないという方も
いらっしゃると思いますので、
イラストを交えながら、説明していきますね!

■ギアをDにしたときに、車が前進する理由

 ■車とギア(トランスミッション)とタイヤの関係

図3,4のように、
「エンジン」→「ギア(オートマチックトランスミッション)」→「デフ」→「タイヤ」
順で、繋がっています。

「デフ」って何だっけ?

図3.エンジン~タイヤまでの繋がりイメージ①
引用元:『光精工(株)


図4.エンジン~タイヤまでの繋がりイメージ②
引用元:『wikipedia
引用元:『ベストカー

 ■車が走る仕組み

man inside BMW vehicle

★車が前進し始めるまでの流れ
①Pレンジでエンジンを掛ける
②エンジン(図5)が回転する(図6,7参照)
③トランスミッション(図8)内のプラネタリーギア(図9)が空転する(図10)
④P→Dレンジにする
⑤プラネタリーギア(図9)のギアが固定されて、遊星歯車が回転する(図11)
⑥エンジンの回転が、トランスミッションを介して、タイヤに伝わる
⑦タイヤが回転して、車が前進する


図5.エンジン内部のイメージ
引用元:『wikipedia
引用元:『wikipedia


図6.エンジン内部の動き①
引用元:『wikipedia


図7.エンジン内部の動き②
引用元:『wikipedia


図8.トランスミッション内部構造
引用元:『ベストカー


図9.プラネタリーギアの構造
引用元:『モノタロウ


図10.Dレンジに入れる前のプラネタリーギアの動き
引用元:『私の日常日記さん


図11.Dレンジに入れた後のプラネタリーギアの動き
引用元:『私の日常日記さん

 ■トランスミッションが必要な理由

ガソリンエンジンは、エンジン回転数によって、
効率(パワーと燃料消費率のバランスが調度良い)が
変わってくるため、
できる限り効率が良いエンジン回転数
使用することが重要となります。


もし、トランスミッションがなかったら

エンジンとタイヤを直接つなげることになります。
そうなると、
20km/h=2000rpm,60km/h=6000rpm(組み合わせは例)のように、
車のスピードによって、エンジン回転数が決まってしまうため、

効率が悪いエンジン回転数を多く使うことになってしまいます。


そのため、車のスピードに寄らず、
エンジン回転数を変えられるようにする(図13)ために、
トランスミッションが必要となるのです!

図12.エンジン性能曲線
引用元:『ホンダFacebook

ZC33S スイフトスポーツ MTギアレシオ」k125sw1007のブログ | k125sw1007のページ - みんカラ
図13.トランスミッションでの変速イメージ

■車のギアが故障した時の対処法

 ■よくある故障の原因(やらないようにしましょう!)

・ATFを交換していない
・車が完全に停止する前に、前進(D)⇔後退(R)のシフトチェンジをする
・急な坂道などでDレンジ(前進)に入れたまま車をバックさせる
・Rレンジ(後退)に入れたまま車を前進させる
・車が完全に停止する前に、D(ドライブ)→P(パーキング)にシフトチェンジする
・赤信号等の停止中にN(ニュートラル)に入れる
・下り坂でN(ニュートラル)に入れる

 ■ギアの修理

ギアは、大きく複雑な部品であるため、
修理費用は、20万円以上になることがしばしばあります。
そのため、ギアの故障があると、
廃車にすることを選択される方も多いのも事実です。
ギアが故障していると、不動車という扱いになり、
それほど高い買取額は期待できません

■不動車を高く買い取ってもらう方法

ギアが故障すると、多額の修理費用が掛かります。
もちろん、日頃からこまめにメンテナンスしたり、
ギアをゆっくりと操作することで、
ギアを長持ちさせることは出来ると思います。
しかし、焦っているときなどに、
思わぬ操作をして、壊れてしまうこともありえます。
もし、あなたの車のギアが故障しているのであれば、
廃車費用がかかってしまう業者に依頼するのではなく
カーネクストで査定をして、次の車の資金にするのがおすすめです!


■まとめ

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みなさん、いかがでしたでしょうか?
ここまで読んで下さった方は、
もう、「車のギア」についてマスターできたはずです😊
これからも、みなさんのカーライフを含めた生活を、
より良いよくするために、私も記事の更新を頑張りますので、
また遊びにきてくださいね(*’ω’*)
最後まで読んでいただき、本当にありがとうございました!
では、また別の記事でお会いしましょう!


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