この記事は
「2022/1/16」に更新されました。

(筆者)

太いタイヤと大きなホイール
を付けてドレスアップしよう
と思っているんだけど、
2017年からの基準変更で
タイヤが10mmはみ出し
してもOKになったって
本当なの!?
もし10mmはみ出し
出来るなら、
10mmはみ出しするような
タイヤとホイールを
買いたいと思ってさ🤤

(筆者)
太いタイヤと大きいホイール
でのドレスアップって
カッコイイですよね!!
出来るだけ
太いタイヤと大きいホイールを
付けたいと
考えている方からすれば、
10mmのはみ出しが
出来るかどうかは
とても重要なことですね😐
結論から言うと、
タイヤだけが
10mmはみ出しOK
です。
分かりやすくを言うなら、
はみ出し出来る量は
2017年前後で
変わっていません😇

えー??
ならタイヤが
10mmはみ出し
できるようになって
言うのは嘘なの?😠

(筆者)
いいえ!
嘘ではなく、実際にタイヤは
10mmはみ出しできるよう
になっていますよ。
ただ、これには
少しからくりがあるんです。
ただ、文字だけで
説明するのは難しいので、
図やイラストを使いながら、
「車のタイヤのはみ出し」
を分かりやすく
解説します!
本記事を読んで頂ければ、
タイヤのはみ出しに
ついてマスター
できるようになるので、
ぜひ最後まで
読んでみて下さい!
それでは、本題に入りますね!

(筆者)
★自己紹介
この記事は、
車開発企業(東1)で働いている
28歳の私が書いています!
愛車は、
「ホンダシビックEK9」で
根っからの車好きです😆
実際に、
車を開発しているということと
車が大好きという強みを活かし、
信頼性が高くて、
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車について詳しくない方でも、
理解しやすいように、
出来る限り分かりやすく
解説していきますので
よろしくお願いします!
目次(Contents)
基準変更で車のタイヤをはみ出しできる量が増えた?⇒変わりません!
■タイヤのはみ出し基準変更について

タイヤはみ出し基準の基本知識と変更点
タイヤのはみ出し基準の
基本は下記になります。
自動車が直進姿勢をとった場合において、車軸中心を含む鉛直面と車軸中心を通りそれぞれ前方30°及び後方50°に交わる2平面によりはさまれる走行装置の回転部分(タイヤ、ホイール・ステップ、ホイール・キャップ等)は当該部分の直上の車体(フェンダ等)より車両の外側方向に突出していないもの。
引用元:国土交通省
文章では
イメージしにくいですよね😅
端的に図で説明すると、
下図の内容が書かれています。


そして、上記に加えて
下記の変更が追加されました。
ロ タイヤの次に掲げる部分以外の部分が直上の車体(フェンダ等)より車両の外側方向に突出していない車枠及び車体(1) サイドウォール部の文字又は記号がサイドウォール部から突出している部分(2) サイドウォール部の保護帯及びリブ並びにこれらと構造上一体となってサイドウォール部から突出している部分(突出量が10mm未満である場合に限る。)
引用元:国土交通省
こちらも図を使いますね。
上の文章で言っているのは、
「はみ出しNGゾーンでも
10mm以内ならはみ出しOK」
に変更しましたということです。


(筆者)
この変更だけを聞くと、
10mm分だけ
タイヤのはみ出し量
を増やせるようになった
ように思えますが、
実はそうではないんです。
理由は次で説明しますね。
タイヤはみ出し基準を変更しても、タイヤのはみ出し量を増やせない理由
理由は、
「ほとんどのタイヤとホイールが
一直線になっており、
タイヤだけを
はみ出させることができないため」
です。
具体的には下図のような感じです。


タイヤのはみ出し量を
増やせないなら、
自分たちにとって
何も恩恵ないじゃん…

(筆者)
実は、
一部の車ではタイヤの
はみ出し量を
増やせるんです。
今回の変更でタイヤのはみ出し量を増やせる車
タイヤのはみ出し量を
増やせるのは、
ランドクルーザーなどの
本格クロカン車です。
理由は、
「本格クロカン車のタイヤが
下のようにタイヤだけを
はみ出させることができる
形状になっているため」
です。



残念な結果ではあったけど、
おかげで、
基準変更で車のタイヤを
はみ出しできる量が増えない
理由がよく分かったよ。

ん、でも待てよ。
数千円で買える
フェンダーモール⇩を使えば
タイヤがはみ出さないから
太いタイヤを使えるんじゃ?

(筆者)
お役に立てて何よりです!
鋭いですね😳
数千円のフェンダーモールで
タイヤのはみ出し量
を増やせるか?
について解説しますね!
■数千円のフェンダーモールでタイヤのはみ出し量を増やせる?

結論としては、
数千円で買える
フェンダーモールでは
タイヤのはみ出し量を
増やすことはできません。
理由は、
数千円で買えるフェンダーモールは
単なる装飾品であり
車両(フェンダー)の一部
として認められないから
です。

ダメなのかぁ…
せっかくいい案だと
思ったんだけどなぁ

(筆者)
残念でしたね(*_*)
ちなみに、
オーバーフェンダー⇩なら
車両の一部になるため
太いタイヤを
付けることができます。
(色々と大変ですが…)
このZイカすな✨
— Nou Tenki (@8_toshi8) January 16, 2022
オーバーフェンダーの具合が最高🔥 pic.twitter.com/qPfcibZOKg

我ながらいい案だと
思ったんだけどなぁ。
さすがにオーバーフェンダー
まで付けるのは無理かな笑

何だか悔しいから、
ギリギリまで攻めた
ツライチにした
ドレスアップにしてやるぞ!

(筆者)
惜しかったですね😅
悔しいのは分かりますが、
一旦落ち着きましょう😨
というのは、
ツライチでも稀に
タイヤがはみ出している
とみなされて罰金を
取られることがあるからです。

え?
それは困るよ💧
ちなみにどのくらいの
罰金なの?

(筆者)
簡単に
タイヤのはみ出しで
警察に捕まった際の罰金
を解説しますね。
■タイヤのはみ出しで警察に捕まった際の罰金

はみ出しタイヤの罰則は、
条件により異なります。
★整備不良と指摘された場合
違反点数累積1点+反則金7,000円
もしくは
違反点数累積2点+反則金9,000円
のどちらかになります。
★不正改造と指摘された場合
6ヶ月以下の懲役
または
30万円以下の懲罰
に加えて、
15日以内の整備命令が下されます。
はみ出しタイヤは
人の命に直接関わる
重要な部分であるため、
不正改造として処分される
可能性も十分にあり得ます。

(筆者)
ここまで読んで頂き、
本当にありがとう
ございました。
みなさんのお悩みを
解決するのに
少しでもお役に立てたら
とても嬉しいです!
最後に、
今回の要点・まとめ
を簡単に振り返りして
終わりにしましょう!
■今回の要点・まとめ

タイヤのはみ出し基準変更について
下記のように
はみ出しNGゾーンでも10mmまでなら
はみ出しOKになった

基準を変更してもタイヤのはみ出し量を増やせない理由
理由は、
「ほとんどのタイヤとホイールが
一直線になっており、
タイヤだけを
はみ出させることができないため」

基準変更でタイヤのはみ出し量を増やせる車
タイヤのはみ出し量を
増やせるのは、
ランドクルーザーなどの
本格クロカン車だけ
理由は、
「本格クロカン車のタイヤ⇩が
下のようにタイヤだけを
はみ出させることができる
形状になっているため」

フェンダーモールではみ出し量を増やせるか?
数千円で買える
フェンダーモールでは
タイヤのはみ出し量を
増やすことはできない
理由は、
数千円で買えるフェンダーモールは
単なる装飾品であり
車両(フェンダー)の一部
として認められないから
タイヤのはみ出しで警察に捕まった際の罰金
★整備不良と指摘された場合
違反点数累積1点+反則金7,000円
もしくは
違反点数累積2点+反則金9,000円
のどちらか
★不正改造と指摘された場合
6ヶ月以下の懲役
または
30万円以下の懲罰
に加えて、
15日以内の整備命令が下される
■おわりに

みなさん、
いかがでしたでしょうか?
ここまで読んで下さった方で、
車のタイヤのはみ出し
という悩みを解決するのに、
少しでもお役に立てたら嬉しいです😊
分かりにくい点や質問等
がありましたら、
コメント欄や
お問い合わせに記載
下さい。
確認次第、
追記や回答を
させていただきます(o^―^o)
これからも、
みなさんの
カーライフを含めた生活を、
より良いよくするために、
私も記事の更新を頑張りますので、
また遊びにきてくださいね(*’ω’*)
最後まで読んでいただき、
本当にありがとうございました!
では、また別の記事で
お会いしましょう!
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